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たどころ

Author:たどころ
高原泉教室(岡山)を卒業し、永沢まこと門下でスケッチを続けています。忙しい日常の中で作品を生み成長していくのは並大抵のことではありません。でも、これが自分の人生。作品完成のときの喜びと感動を機動力にしてがんばっています。

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約2年半ぶりの更新になる。お待たせしましたと言っても誰も待っていないはずである。

昨年の6月から8ヶ月間の予定で嫁さんが広島県三原市へ単身で研修に行ってしまった。淋しいと嘆くのではなく、この機会を利用して、広島で何かスケッチしようと決意した。

昨年の夏から秋口は台風の接近で週末はほとんどスケッチできなかったが、それでも可能なときは、三原からスケッチポイントまでせっせと通った。

今回選んだのが、三原市から北に約1時間のところにある三次市の「灰塚のならがしわ」とう巨樹である。かしわなので葉の形は柏餅のそれである。

幹の肌合いは変化がある僕好みのものである。しかし、どこを描いているのか分からなくなることも多く、目を見据えることたびたびだった。線の量が多い分、物理的に時間を要する。遅々としてすすまないが、通うたびに線の範囲が広がっていくのがとても楽しくワクワクする。これが線スケッチの醍醐味である。人も車もほとんど通らない山あいの田舎道の片隅での根気のいる仕事だった。

最初に行ったときは葉が青々としていたので、まず幹から枝を描き、最後にうまく紅葉したころ葉を描こうと思った。そして、11月。久しぶりにおとずれたとき、なんと葉の9割が落葉し、ならがしわの木はハゲチョロビンになっていた。ショックが大きく、どうしようか、やめようかと逡巡したが、よく考えれば葉っぱだけのこと、1割の葉に想像の1割を付け足してスケッチは完成した。遠景は途中にあった美しい田園風景にすげ替えた。白い立て札が人間の匂いを感じさせる。

合計5回は通ったと思うが、お昼に三次市街で広島焼を食べながらの孤独で楽しいスケッチだった。

以下に線スケッチと完成の2枚の絵を掲載したのでご覧いただければと思う。(大きいですが、クリックで適度の大きさに変わります)

線スケッチ

いろぬり4
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pppp.jpeg

6月、永沢海外スケッチツアーでスペイン南部アンダルシア地方の街、ミハスに行ってまいりました。
昨年の南フランスよりさらに暑い、灼熱の日々でした。
ミハスは建物がすべて白く、太陽の光が良く似合う美しい街です。

【1】ミハスの巨樹(F10 ホワイトワトソン)
柳のように細い葉と松のように細かい木肌のスケッチには不向きな代物でしたが、巨樹スケッチャーには見過ごせないものでした。
日陰ではなかったため、身体の心配もありましたが、たっぷり2日間、この木と向かい合いました。途中、1分間も立っ   ていられなくなり、軽い熱中症になったため、ホテルで休憩したこともありました。
ミハスの巨樹(縮小2)



【2】ミハスのレストラン
ミハスの現地の人が薦めるおいしいレストラン。前の日にみんなで食べに行きましたが、ぜっぴんでした。オーナーのマダムは高齢のおばあちゃんですが、品があり、また、かわいくて今でも顔が目に浮かびます。
人物は最終日にスケッチに挑戦したのですが、はかどらずに断念。ここに描かれているのは写真から起こしたものです。ふがいないことになりました。
ミハスのレストラン


【3】ミハス万華鏡
最終日の午後、時間が余り、初めて万華鏡スケッチに挑戦しました。
左上はアーモンドの砂糖ハチミツ煮込み菓子のおじさん。観光バスから降りた観光客が1ケース買い、1時間30分の観光中にボリボリ食べ、おいしかったので帰りがけにまた2~3ケース買っていくというケースをよく見ました。おじさんが作ったさきから売れていました。
ロバタクシーのこのロバ。ラテン系の装飾品で飾られていましたが、薄汚れていて、ちょっと引きました。ロバもあまり幸せそうな目をしていませんでした。
ミハス万華鏡


2ヵ月後の作品発表会で、完成度はほめられましたが、作品に遊びがなく、楽しんでいないと批評されました。
いろいろ考えましたが、性格的に、すけっちが硬くなるのはしかたないのですが、スケッチし始めの頃からわりと短時間でF10サイズばかり描くようになり、小さいサイズにはほとんど描いていません。小さいサイズで気持ちをラフにしてスケッチする訓練を積むことでひとつの突破口になってくるのではと考えています。今はその方法しか思いつきません。
来年、また行くことがあれば、楽しむスケッチができるように、と思っています。


2014年が明けました。

約4年間、停止していたブログを再開することにしました。
この間、永沢先生の海外スケッチツアーにも何回か参加し、全国のスケッチャーのみなさんの個性があり、実に魅力的な作品に触れてきて、自分の絵の足らない部分、遅れた部分を自覚することができました。
また、自分の個性がどこで発揮できるのかもようやくわかりつつあります。
まだまだ先の長いスケッチ人生。一歩一歩、その階段を登っていくのみです。

この4年で描いてきたものの中で、最近作を中心に発表します。

■ノートルダム寺院横の巨樹

2011年6月、初めてのひとりフランススケッチを敢行し、孤独で泣きたくなるような寂寥感に必死で耐えながら、一目惚れしたこの木を描きました。圧倒的な存在感のノートルダムにも負けない迫力は巨樹ならではのものです。たとえどんなに人工物が巨大でも、生命力の出すパワーには及ばないのですね。

ノートルダム寺院横の巨樹、縮小(横450px)


■エクスアンプロヴァンスのプラタナス

2013年6月、永沢先生のフランスエクスアンプロヴァンススケッチツアーに参加し、ヨーロッパで一番人気の街路樹のプラタナスの巨樹を描いた。最初は、木の根の立ち上がり部分だけを描くつもりだったが、木の後ろの噴水や市庁舎など、引き立て役が揃っていたので、全部描くことにした。ヨーロッパの雰囲気を感じさせる一枚になっていればいいのだが・・・・。

エクスアンプロヴァンスのプラタナス(550px)

■徳島2番札所極楽寺の長命杉


徳島には巨樹が多い。以前、鳴門に住んでいたときに近くにあったこの木、杉の木肌がむけて荒々しい姿態である。こういう木に出会うと、もう描きたくてムズムズしてくる。寺を訪れたお遍路さんが立て札に書かれている「弘法大師お手植え」という文字を読みながら、「ああ、お大師さんのお手植えなんやね」と誰一人異議も唱えないことに信心の力というものを感じた次第である。杉の木は弘法大師よりももっと下った時代に植えられたというのがほんとうなのだが。

極楽寺の長命杉(450px)


■清里高原、清泉寮の白樺

2013年11月に永沢先生と行く国内スケッチツアーの清里高原、清泉寮コースに岡山時代の仲間と参加した。
バスの中で永沢先生が描くときのポイントとして話してくれたのが「描きたいものをまず描こう」ということ。この言葉で、ああ、そうだったと初心に返り、一番目についたこの白樺を画面いっぱいに描いた。「一点突破」。初心忘れるべからずである。


清里高原、清泉寮の白樺


■香川、岩部八幡神社の大いちょう

これが最新作である。
テレビ番組でも取り上げられた見事ないちょう。紅葉というよりも花が満開と言った方がいいような感じ景色だ。黄色が自然界の中でもっとも自己主張するのがこの季節のいちょうだと思う。


香川、岩部八万神社の大イチョウ(550px)


こう見てくると、「巨樹」が自分のスケッチの中心になっているのがわかる。ほんとうに好き、いや、好きになっていった。ペンの自由な線描写や強弱の表現がこの巨樹でおおいに生かされると思う。もうやめられない。
が、今年は、巨樹を描きつつ、人物の腕前をさらに高める契機の年にしたいと思っている。

みなさん、今年もよろしくお願いします。








ゴールデンウイークも今日で終わり。3月に高原教室が終わり、そのせいなのか4月いっぱいは1枚もスケッチができていません。
3月22日には永沢先生の「さくらサクラ展」に行き、会場一杯の永沢さくらワールドに浸りきりました。先生のこの5年間のサクラ作品が数十点。見たことがある絵も、始めてみる絵も何度見てもすごい。トークショーが始まるまでかれこれ3時間、飽きることなく見つづけていました。特に、井の頭公園の秋・冬のサクラの木の線には感動しました。決して注目されない季節のサクラを永沢先生が生き生きと表現されていて、線スケッチの可能性の広さに改めて深く勉強できた一日でした。
4月には1枚も描けなく、焦りがつのり、ゴールデンウィークに期待したのですが描けません。近くの栗林公園には行って見たものの、いつもどおりの風景に描く対象を見つけることができませんでした。そこで、永沢先生がいつも言われている「旅に出るスケッチ」の基本を思い出し、時間もなかったので、岡山の後楽園に行ってみました。
観光客で一杯の後楽園は暑さも重なり、いつもと違います。サクラが終わり、花がちょうど中休みの時です。歩いていてふと目についたのが、巨大な老木。いろはもみじの基準木の前に居座るその威容は圧倒的でした。トウカエデ。葉の先端が3つに分かれていて、楓科らしさがあります。しばらく見入っていたのですが、気分がどうしても乗らず、いつものように缶ビールを1本引っ掛け気分を高揚させて臨みました。これは、やはり、永沢先生のさくらサクラ展の井の頭公園のサクラの影響が強かったと思います。大木や古木がみせる迫力を自らのペンに籠めて一気呵成に描きました。描き終わってあらためれば、木の生命力が伝わってきました。おもしろい、と思いました。自分のスケッチをみてこんな気分になったのは初めてでした。生命を持つもののなせる業なのでしょうか。
昨年の上海、2月の竹富島の作品とあわせて掲載させてもらいます。
P5052297縮小3
P2072190縮小3
上海から1時間の蘇州の観光地化された水郷風景です。

竹富島ブーゲンビリア縮小3
竹富島は南国の田舎。何もかもゆっくりおだやかです。でも、ブーゲンビリアだけはその色で周りを高揚しています。
永沢先生の数年ぶりの国内スケッチツアー、石垣島。参加者不足で催行中止。そんなばかなー、みなさん参加しないのー?。
でも、行きました。同じ教室の I さんと二人っきりのスケッチツアー催行です。
しかーし、八重山地方は前線の通過にみまわれ、スケッチ初日の2日目はずっと雨。やもなくレンタカーで石垣島を一周しながらスケッチポイントを視察。マリンブルーが美しい川平湾ももうひとつさえず、いろいろ回った挙句、屋根がある玉取崎展望台でスケッチ。もうこのときは寒さでブルブル震えていました。異常気象でした。宿泊は民宿「はるばる」に4連泊の予定。たいへんきれいな民宿です。おすすめー。
3日目、4日目は曇り。石垣から10分で行ける竹富島に行きました。オレンジ色の屋根瓦とシーサーがわれわれスケッチャーを待っていてくれました。ブーゲンビリアが咲き乱れる横を水牛車がまったりと動いて時間の速度を遅くしてくれました。そののんびり感をスケッチに生かせたかどうかわかりませんが、とにかく一生懸命描きました。
石垣島はキャベツもほうれん草もなく、気候がら、野菜が少なく、へちまも食べるんです。海に囲まれているのに魚はなぜかマグロが中心で、牛肉の方が有名。その「石垣牛」は神戸牛の元。新鮮な石垣牛のにぎりずしは絶品でした。
さんしん演奏の民謡酒場では演奏者をスケッチ。見せてほしいと言われ1時間ほどおしゃべりしたのもいい思い出になりました。
最後の5日目もどしゃ降りでうんざりしましたが、I さんといっしょで楽しいスケッチツアーになりました。
最後に竹富島の写真とさんしん奏者のマイブックスケッチを掲載します。

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